今となっては非常に懐かしい感じがするのが、文通希望欄による募集です。新たな出逢いを演出するための道具は、いまやスマートフォンとなっています。手軽で即、反応があることからも出会い系、そしてSNSの主役はスマートフォンになっていますそれは、インターネットの急激な普及と機材の急激な進化によるものです。そこから見えてくることがいくつもあります。

時代の流れの変化と使い手の変化

人との出逢いには数え切れないほどのパターンがあります。友人の紹介から、驚くような偶然、そして古の文通欄などです。携帯電話が普及する前の友人を介しての出逢い、偶然の出逢いに、文通での交流などはタイムラグがありました。相手の反応や、それに対する答えなど、また自分の気持ちなどを整理する良いタイムラグがありました。現在の出会い系やSNSではアップすれば即反応があり、それに対する応答も短い時間であればあるほど良し、とされる風潮にあります。素早い応答がチャンスを産むという面もあります。システム的には、アップすれば即世界中に同じ内容が通達されます。それはシステムの話であり、使う側からすれば「便利」と思うかもしれません。しかし、それを監視するかのように見ている人が多数いるのも事実です。

使う側の人となりを考えることが重要

出会い系やSNSの画面を注視し、自分に合った投稿などには即対応する。それがいかに困難かは、普通に一生懸命に仕事をしていたり、時間の重要性を認知している人ならば容易に想像がつきます。つまり、注視している人ほど時間の重要性を認識していないとも考えられます。時間だけは誰にでも平等に与えられています。その限りある時間を、出会い系やSNSで失くすことが自らの利益になるのか否か、その捉え方が問題です。冷静に使っている人は、空いた時間や寝る前などにチェックするだけかもしれません。アップする側も、それに素早く反応をする側も、圧倒的に時間の無駄使いをしているとも思えるのです。ハマり過ぎる、というのは冷静な人から見れば「ありえない」と捉えられるかもしれません。

時間の重要性を知らないのであれば、その人は

SNSならば情報を自ら発信したり、それに対する反応を見て仕事に役立てる事もありえます。出会い系の場合、文通などに比べてタイムラグが無いネットの中では、即決即応答が基本となり、それを使いこなすほどの人が仕事など出来るはずがない、という考え方もできます。そこに、出会い系のネット世界にハマり過ぎる者はいかがなものか、ということになります。仕事が出来ないということは、収入もそれなりだといえます。時間の重要性を知っているならば、ハマり過ぎということは無いのではないでしょうか。それが、高収入男は居ない、という事になるのかもしれません。不確定な出逢いよりも、確実な出逢いを求めるのが高収入を得ている者の考え方かもしれません。

まとめ

時は金なり問いう諺もありますが、人との出逢いに関しては即断即決が良いとは言えないかもしれません。良い意味で自分の中でタイムラグを作ることが、大切な事かもしれません。出会い系、SNSで出会う男性のスマホを操作する顔が必死の形相か否かを見極める事が重要です。